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著者:エルンスト・トレルチ著/深井智朗訳

発売日:2015/12/08

ページ数:252頁

判型:四六判

ISBN:978-4-400-22124-1

出版社:新教出版社





ルターの宗教改革と近代世界とを安易に直結させる20 世紀初頭のナショナルな解釈に抗し、プロテスタンティズムが近代科学やデモクラシー、資本主義などといかなる関係にあるかを冷静に論じ、その歴史的因果連関を明らかにした名講演。巻末に訳者による綿密な解説。この講演は、本来ウェーバーが行う予定だったが、事情によりトレルチが急遽代役を務め、1906年にシュトゥットガルトで語られたもの。








*初版(1906 年)と第2 版(1911 年)との異同を詳細に表記する。








【著者】 エルンスト・トレルチ(Ernst Treoltsch, 1865-1923)



ドイツの神学者。ボン大学、ハイデルベルク大学神学部、ベルリン大学哲学部で教授を務め、また1919 年から21 年ま

でプロイセン文部省で教育と教会制度についての次官を務めた。その著作や遺稿は1998 年から刊行が開始された新しい

校訂版全集に収録されている。








【訳者】 深井智朗(ふかい・ともあき)



1964 年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了、同大学より哲学博士号、また京都大学より文学博士号を取得。現在、金城学院大学人間科学部教授。著書『超越と認識』『十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム』『思想としての編集者』『ヴァイマールの聖なる政治的精神』『神学の起源』など。

近代世界の成立にとってのプロテスタンティズムの意義

型番 9784400221241
ポイント 143pt
販売価格 2,860円
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